交通事故に関して、私達が気を付けなければならない点があります。後遺症について考える前に、まずは『示談』について考えてみましょう。示談交渉は、交通事故の処理として行われることがあるものですが、安易に示談交渉をしてしまうことにはリスクがあります。例えば、実際は『物損』ということで折り合いが付いた…と思っていた事故であっても、本当は『人身』事故であった、ということがあり得ます。

例えば、事故が起きたその場では、自分の見には何ら怪我がないように思えることがあります。それ自体は良いことです。ですから、大した損害も無いので、そこで示談、としてしまうかもしれません。しかし、後日になって、自分に後遺障害があることが分かりました。それが、交通事故によってなりやすい、『むちうち』です。むちうちは、後遺障害第14級に該当しますから、賠償の対象となります。しかし、一度行ってしまった示談を覆すことは難しいために、それが『リスク』となってしまうのです。

ですから、むち打ちのような症状が少しでもあるなら、診察を受け、もしそうであればきちんと後遺障害認定をしてもらうことが必要です。それによって、受け取ることができる金額が、大幅に変わる可能性があります。

示談をしてはいけない理由